ポンコツのアニメ録

3兄弟子育て中のアニメ好きの主婦です。アニメ感想を落書きと共に書いてます。

進撃の巨人34巻(最終巻)ネタバレ感想「この物語を最後まで読めて良かった!」

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あぁ〜

終わっちゃったよ!

(´;Д;`)

 

大作の最後ってのは何回経験しても寂しいもんだな!

毎度の事ながらネタバレ有りの感想なので、

「間違えて開いちゃった」

「未読です」

って方はお帰りを!

問題ない方は下へ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

進撃の巨人って作品はさ、

「ウッソやろ?!」って展開や

「希望の扉を開いた先には絶望がこんにちわ」みたいなの何回もあったやん?

 

 

 

今回もそれよ。

 

歴代9つの巨人(無限復活)ってなんやねん

(´Д` )

 

しかもこちらの最強兵器「アルミン巨人化」を封じてからのコレやったからな!

最後まで圧倒的絶望に立ち向かえって方針は変わらずなんやね!

 

で、

 

戦闘編で印象残ったのはピークちゃんが想像以上に強かった事。

巨人化→攻撃されたらすぐ脱出→即巨人化

を繰り返しするという持続力抜群の車力だけが出来る戦法。ええやん。

 

あとミカサとアニのオカピ会話!

ミカサが女性キャラとああいうツッコミ合い(?)するのが何とも新鮮(⌒-⌒; )

二人は気が合いそうだからこの戦い後は親友なってそう( ◠‿◠ )

 

 

 

で、で、

 

 

 

 

 

予想外に生き残ったリヴァイ兵長の事!

 

これ良かった!

正直絶対死ぬと思ってた!

 

だって戦闘始まる前からボロボロやったやん?

 

しかも

「エルヴィンの命令をしくじった事は無かったのに、最後の命令だけが未だ成し遂げられてない」

「自分達の役目はガキ共を海に連れてった段階で終わってたんじゃ…?」

って途中なってたし!

 

まぁそれでもジークが自ら協力して出てきてくれた(一番命懸けそうな戦いをしなくて済んだ)のもあり、生き残ってくれ…

 

エレン止めた後の調査兵団の皆んなとの別れはコマ数自体少なかったけど、凄く重い話だったと思う。

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この物語が始まるずっとずっと前から心臓を捧げて壁外調査をし続け、それで散っていった仲間達の想いを全て背負って最後の結末を見届けた…みたいなね。

 

胸に手を当てる敬礼と涙がかなりグッと来たよ。

 

 

あとこのキャラもまさか生き残ると思ってなかったね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ライナーさんよ…

 

私33巻の段階で

「ライナーは皆んなを守って死ぬ。間違いない」

とか思ってたんやけどね。

だって死に場所探してたやん。ライナー。

 

実際この戦いの最中も割りかし危険な仕事してて何度も「今か?今なのか?!」ってなりながら読んでたんやけど…

 

普通に生き残って最後ヒストリアの字で喜んでるっていうね

 

それ横で見てた時のアルミンの顔がこれよ

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気持ち悪いって思ってるのか?(笑)

 

 

アルミンといえばもっと超大型で大暴れすると思ってたんやけどね。

どちらかというとジークを説得したのが今回の大手柄やったね。

 

アルミンの子供時代の鬼ごっこ、

ジークのクサヴァーさんとのキャッチボール、

 

死んどく辛い人生だったけど、これがまた出来るなら生まれてもいいかな…って…

 

安楽死計画を最後まで間違っていなかったという考えのジークが思うのが良かった。

 

なんかアレよね。

こういう「些細やけど大事な時間」って…

進撃の世界だけでなく、現実社会でも忘れないでいたいね。

「生きる」っていうのに凄く重要な、凄く大切な事やと思う。

このシーンを読めて本当に良かったわ。

 

 

ん、で、

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

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エレンとミカサ、ユミルの話をしようか。

 

 

 

 

先ずね、「長い夢」の事。

 

最初読んだ時は

「突然のミカサの夢」

「ミカサがエレンが1話で言ってたセリフと同じ事言うてる」

「夢やと思ったらエレンとの会話、最後のいってらっしゃいから現実とも繋がってるっぽい」

 

→どゆこと????

って意味分からんかったのよ。

 

まぁけどそのまま続き読んで…もっかい2回目読んで思ったのは…

 

あの夢はエレンが最後の別れにミカサに見せた夢

 

って事なのかな?って。

エレン止めた後に「エレンが記憶から消してたアルミンとの別れの会話」の話があって、その後他メンバーもエレンとの別れの夢を見てた事が分かったやん?

 

そうなるとミカサはアレが最後の挨拶やったのかなって。

 

ただ他メンバーは「長生きしろよ」とか、アルミンに至ってはめっちゃ質問に答えたりで分かりやすい別れの挨拶。

それに比べミカサだけ「もし二人で逃避行してたら」のifストーリーになってて凄く分かりづらい挨拶。

 

この違いは何なんや…ってなった時に思うのは…

ミカサが好きな女の子だったから…なんだろうね(⌒-⌒; )

 

アルミンとの会話で

「自分だけをずっと思っててほしい!」

「10年以上は引きずってて欲しい!」

って言っててアルミンに

「そこまでカッコ悪い事言うとは…」

ってなってるので分かるけど、こと恋愛に於いてはアルミンよりエレンのがど下手くそなんだよな。

ストレートにいけば良いものをそれが出来ない。

 

だからああいう形で自分の気持ちを伝えたのかな…と。

後は「虐殺なんかしたくない」「ずっと一緒に居たい」って言ってたし

「選べるならこっちの道を選びたかった」

って願望もあったんだろうね。

 

まぁ、この選択はミカサを選ぶ代わりにそれ以外の仲間は見捨てる、絶対に選べないが選びたい道なんだろうけど。

 

1話で子供エレンが同じセリフを言ってる(更に涙も流してる)のは、このミカサの感情に繋がったからかな、と。

今までも何回かあったもんね。エレン。

夢で他の人と繋がってその人のセリフと感情を再現してるの。

 

ってか、1話で「自分が死ぬ直前にかけられる好きな人からの言葉」を言ってたのか…

ビックリやわ。

 

 

 

で、次はユミルとミカサ。

 

 

・ミカサの頭痛→ユミルに覗かれてたから。

・ユミルはミカサの選択を待っていた。

 

という…唐突にどうしたって展開になってきたんやけど、それよりも驚くのが

 

・ユミルが2000年もフリッツ王に従い続けた理由⇒愛していたから。

 

という、正気か?信じられないって事実よ。

 

 

家族を殺され故郷を焼かれ舌を抜いた相手を…?

は?理解出来なさすぎる。

 

いやまぁ…実際ユミル自身もその愛から解放されたがっていたから自分でも嫌やったんやろうけど…

いやまじホントなんで?

 

ミカサをユミルが気にしてたのも

「自分と同じく「愛する人」第一で生きている」とかそんな所なんだと思うけど…

 

ミカサの「命を救われた、マフラー巻いてくれた」からのエレン愛とユミルの全部を奪ったフリッツ王への愛は同じでは無いやろってツッコミたくなる。

 

で、

 

そんな愛で生きるミカサが

・愛するエレンを自らの手で打つ

って選択でユミルは救われる…

ってのは、ユミルが愛が邪魔でやれなかった正しい道をミカサが選んでくれてスッキリした

 

って事なのか?

 

フリッツ王殺して娘達守ってる姿写ってたもんな。ホントはああしたら良かったって思ってたんかな?ちょっとここら辺あやふやにしか分かってないで私。

 

しかし2000年…

むっちゃ良い人ならそれぐらい愛せると思うけどフリッツ王を2000年…

ミカサでさえ(多分エレンの望み通り10年ぐらいは引きずって)新しい愛する人出来たというのに…一途というか何というか。

 

因みにミカサの旦那さんはジャンやと思う。

後ろ姿がそれっぽいのと、マフラーやエレン関係理解してくれるのはジャンぐらいやろ。

 

 

話を最後まで見ると「争いはやはり終わらない」って感じで色々滅んでたけど、エレンのやりたかった事

「自分の仲間には幸せに長生きしてほしい」

ってのは出来たんやろね。

ミカサが死ぬとこらへんはまだ平和そうやったし。

 

ってか、エレンのやりたかった事って凄く普通で大それた事やないのにそれする為には人類8割殺さないとダメってどんだけハードな世界なんやってなる。

 

 

これで34巻感想終わり!

11年7ヶ月か…

1巻読んだ時衝撃やったな〜

壮大で過酷な世界で沢山の好きなキャラが死んでいったけど、無事に最終回まで読めて良かった。

 

ではでは

 

諫山先生、最後まで進撃の巨人を書いて頂きありがとう&お疲れ様でした!!!