ポンコツのアニメ録

3兄弟子育て中のアニメ好きの主婦です。アニメ感想を落書きと共に書いてます。

ジャンプのピピピに結構ハマっている

 

現在週刊少年ジャンプにて連載中の漫画

「PPPPPP

(ピピピピピピ)」

略称「ピピピ」

 

前々からハマっていて「いつか感想書きたいなぁ〜」とか思ってたんやが、春アニメは今のところ書きたい作品もそんなにないので、これを機にネタバレ感想を書いていこうかな〜と思っている。

 

で、

25話からの感想は次の記事で書くとして、その前にピピピについて色々書かせてくれ。

あの作品まだマイナーだから語れる場所少なくて胸に溜まってんだ。

 

 

まだ新作ゆえ知らない人もいるだろうから簡単に説明すると…

 

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ジャンル→ファンタジー音楽

 

主人公ラッキーは7つ子で天才ピアニストを父に持つ。他の6人は父と同じく天才だったがラッキーだけ凡才→それが理由で父から虐待→母が止めるも虐待をやめなかったので離婚(ラッキーは母、他6人は父と暮らす)

 

離婚の責任を感じ、大好きなピアノをやめるラッキーだったが15歳の時に色々あってまた始めることに。 

 

ただラッキーがピアノを続けるには才能主義で音楽界に絶大な力を持つ父を何とかせんなアカン。その過程で大きく天才に磨きがかかった他兄弟とも戦う事に。

 

みたいな感じ。

 

 

で、この作品。

実はジャンプで連載始まった時は読んでなかったのね。

なんせここ最近のジャンプ新作はことごとく打ち切り路線…

「ウィッチウォッチ」は作者がスケットダンスの人やったから読んでたけど、それ以外のはチラッとも見てなかったのよ。

 

が、

 

私と違いジャンプ作品毎回全部読む長男が

「ピピピ面白い!」

って進めてきて…

 

「ほーん、それなら読むか。まだ話数も少ないし」って私も読み出したわけ。

 

…で、読んでみたら…

 

 

 

まぁ面白い…けど何やこのテンポは?!

ってなった。

 

そう…この漫画とにかくテンポが他作品と違うんだよ。

 

 

無茶苦茶早い。

( ´_ゝ`)

 

こう…他作品が各駅停車ならピピピは新幹線かっ!ってぐらい早い。

 

だから話もグングン進む。この忙しい現代では非常に時短漫画で宜しいじゃないか…

 

が!

 

テンポを早くする代償に

「キャラの掘り下げ」「練習や壁を乗り越える熱血シーン」「音楽の丁寧な基礎説明」等等…

普通はここもっと描くよね?

ってシーンが殆ど無い。

ヒロインの悲しい過去とか数コマだったし、その後空気になってたしな。それよりストーリー進めるのを優先してた。

正直好き嫌いが別れそうな作品だった。

 

そして上にも書いた通りここ最近のジャンプは「新作はほぼ打ち切りコース」

続いて欲しいが無理やろな…と期待してなかった。

実際段々掲載順も下がってきてたし。

 

 

 

ところがどっこい。

 

 

現在のピピピは「まだ油断は出来ないまでも、直ぐに打ち切りではない」辺りで踏ん張っているのだ!

 

 

読み続けてて思うに

「面白くなったターニングポイント」

が二つあったと思う。

ここからは「2022年16号ジャンプ」までのネタバレがあるのでそれが嫌な人はここで読むのやめてね。

 

大丈夫な方は下へ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一つ目のターニングポイント

「兄弟の一人、レイジロウの登場」

 

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これ!

「そこそこ好き」だった私がかなりハマり出したのもここから!

 

離婚してからのラッキーは結構ハードな人生送ってて、逆に残りの6つ子はすでに世界的に有名なピアニストになってる。

さぞや幸せなのか…と思いきや、久しぶりに会ったレイジロウはどう見ても病んでた。

 

まぁ…そりゃそうだよな

( ˙-˙ )

 

ラッキーのお父さんは才能無い言うて子供虐待する「サイコファンタジー親父」

そりゃそれと一緒に暮らすとかストレスマッハやろ。

 

レイジロウ編はね、読んでて

「離婚した後の兄弟達はどうしてたか」

ってのが判明する凄い面白い話だったんだ。

 

しかもレイジロウの過去編は1話丸々使ってた。

これテンポの早いピピピでは異例なんだよね。

丁寧に描かれてただけあって非常に面白かった!

 

 

だ・け・ど!

 

 

次のターニングポイントはそのレイジロウ編よりも更に面白い。

 

 

 

二つ目のターニングポイント

「ミーミン編」

 

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今のジャンプもまだミーミン編。

レイジロウ編が終わって間髪入れず始まったこの話やけど…

 

 

 

ミーミン、

あのサイコ親父ですら手を焼く超自由人!!

 

親父気に食わん事あると直ぐ叩くけど、ミーミンはその手に噛み付くタイプだからね?

これがね、本当スッとした…

 

ラッキーとレイジロウは優しいからか、親父に酷いことされても「自分が悪い」ってなっちゃって読んでるこっちとしては

っがうでしょ!悪いの親父でしょ!」

ってちょっとストレス感じてたのよ。

それがミーミンは

「はぁ?!💢」

って普通に親父にムカついてくれてて非常に良い。

変人に描かれてるけど、その部分では一番共感出来るキャラ。

 

あとあと!

このミーミン編では残りの兄弟5人が登場したのも良かった!

 

「ドン」「レイジロウ」「ミーミン」「ファンタ」「ソラチカ」「シカト」

 

おそらくラッキーは6番目に産まれて名前の最初が「ドレミファソラシ」になってんだろね。

シカトは一番父ちゃんに似てて厄介そう。

 

しかし一番インパクトあったのはおそらく長男であろう「ドン」

服装、話し方は威厳たっぷりなのに物凄く忘れっぽい。レイジロウの名前も忘れてる。その歳で大丈夫か?

しかも鬼滅以降特別な存在「長男」でありながら兄弟で1番のモブ顔。

 

マジか。逆に気になるやん

( ´_ゝ`)

 

ラッキーとお母さんを恨んでもなさそうやし(ファンタとシカトは敵対心ある)ドン編は面白い章になりそうや。早く読みたい。

 

 

そして早く読みたいでいえば、

ラッキーがピアノを弾いてると知って(しかも特殊なピアノ)イライラなってた父ちゃんが、そのラッキーの先生が「かつて自分に唯一勝った男」だと知った時どんだけブチ切れるかっていうのな!

 

DADA先生…かなり好きなキャラなんだよね

( ◠‿◠ )

先生の掘り下げ回も早く読みたい。

 

 

 

なんかいっぱい書いてもうたが、それだけ今期待してる作品なんや。

これからジャンプの感想書いていくと思うので(30分アニメと違い短い感想だろうが)気になった未読の人は読んでみてね!

 

周りに既読いなくてフラストレーション溜まってるファンは感想読んでくれたら嬉しいぜ!

( ´ ▽ ` )